<花火>
男は悩み、憔悴していた。
その時、4〜5人の、高校生らしき男女グループが、やってきた。
時は日曜日の夜、明日からの日常の前に、残り少ない休みの時間を
過ごすため、花火をしに来たようだ。
楽しそうな声が聞こえる。
花火の光が、男を照らした。
「あのグループも、俺のところを『イタイヤツ』と思っているな。」
男は進まぬ作業で、卑屈になっていた。
「帰ろうか・・・」
男がそう思ったとき、打ち上げ花火が、上がった。
閃光と爆音に、男は思わずグループの方に視線を送った。
「そうか!!」
男は、あるものを見て、ひらめいた。
男が見たものは、手持ち花火をやるために灯されていたロウソクであった。
「ロウソクに灯を灯して、ロウをたらして塗り込んでいけばどうだろうか?」
非常によいアイデアに思えた。
早速作業に取りかかろうと、ライターを車まで取りに、行った。
しかし、カーブに戻る時に、大きな問題点が脳裏を、よぎった。
「今でさえ、カーブにロウを塗り込んでいて『イタいやつ』と思われている。
ここで、カーブに向かって火のついたロウソクを手に持ち、ロウをたらすのは、
あまりにも、危険だ。」
「いや、イタいやつと思われるのはともかく、放火犯と間違えられたらどうしよう」
過去に職務質問を受けた事は何度か、あった。
その度に平和的な解決を行い、乗り切って来たが、
今回は職務質問を受けた時、状況を的確に説明する術が男には、思いつかなかった。
作業を行うか、否か。
男に重大な決断が、迫られていた。
(次回へ続く・・・)
2004年07月14日
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ある男の闘い 「県民カーブ」が復活する日(5)
Excerpt: <希望の光> 「よし。」 男は、決断した。
Weblog: thurZday`s blog
Tracked: 2004-07-15 00:08
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垂らさなくて削りカスのっけておけば昼間の暑さで馴染む!のでは?
まー勝手な思いつきなんですけど。。
無責任万歳!
天気が味方してくれる事を祈ります。